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スマホの料金プランを選ぶとき、「ahamoとドコモって何が違うの?」と疑問に思ったことはありませんか?
実は同じNTTドコモが提供するサービスでありながら、料金体系やサポート内容、契約方法に大きな違いがあります。
本記事では、ahamoとドコモの違いを徹底比較し、あなたのライフスタイルに合ったプラン選びをサポートします。
データ通信量や月額料金はもちろん、家族割の有無、実店舗でのサポート体制まで網羅的に解説。
結論から言うと、オンライン手続きに抵抗がなく、シンプルな料金プランを求める方にはahamo、手厚いサポートや家族割引を重視する方には従来のドコモプランがおすすめです。
この記事を読めば、あなたに最適なプランがどちらなのか、5分で判断できるようになります。
1. ahamoとドコモの基本的な違いとは
ahamoとドコモは同じNTTドコモグループが提供するサービスですが、提供形態やサービス内容に大きな違いがあります。
ここではそれぞれの特徴と、基本的な違いについて詳しく解説します。
1.1 ahamoとは何か
ahamoは2021年3月にNTTドコモが開始したオンライン専用の新料金プランです。
従来のキャリアプランとは異なり、月額2,970円(税込)で30GBのデータ容量を利用できる点が最大の特徴となっています。
以下がahamoの基本的な特徴です。
- オンライン完結型のサービス
- シンプルな料金体系(単一プラン)
- 実店舗でのサポートは基本的に有料
- 国内通話は5分以内なら無料
- 海外91の国・地域で追加料金なしでデータ通信可能(最大30GB※日数制限あり)
ahamoについては以下の記事でも解説しているので、併せてご覧ください。
【関連記事】
【2025年最新】ahamoとは?料金やメリット・デメリットを徹底解説
1.2 運営会社は同じだがサービス内容に違いがある
ahamoとドコモはどちらもNTTドコモが運営していますが、ブランドとサービス内容は明確に区別されています。
これは、異なるニーズを持つ顧客層に対応するための戦略です。
項目 | ahamo | ドコモ(従来プラン) |
---|---|---|
運営会社 | NTTドコモ | NTTドコモ |
契約形態 | オンライン専用 | 店舗・オンライン両方可 |
回線品質 | ドコモ回線 | ドコモ回線 |
契約プラン | 単一プラン(30GB) | 複数プラン(eximo、irumo等) |
dポイント | 貯まる・使える | 貯まる・使える(特典が豊富) |
ahamoとドコモの最も大きな違いは、サービス提供形態とサポート体制にあります。
ahamoはオンライン専用サービスであるため、基本的に実店舗でのサポートを受けることができません。
一方、従来のドコモプランは全国のドコモショップでのサポートが無料で受けられます。
また、ネットワーク品質については、どちらも同じNTTドコモの回線を使用しているため、電波の繋がりやすさや速度に違いはありません。
つまり、ahamo利用者がドコモユーザーに比べて通信品質で不利になることはないのです。
1.2.1 回線と通信速度について
ahamoとドコモの通信環境を比較すると、以下のような共通点があります。
- 同じドコモの4G/5G回線を利用
- 最大通信速度は同一
- 通信制限時の速度(最大1Mbps)も同じ
- 5Gエリアでは両方とも5G通信が可能
ただし、混雑時の通信速度については明確な公式発表はありませんが、一般的にはahamoとドコモ本体のユーザーで通信の優先度に差はないとされています。
1.2.2 dアカウントとdポイントの連携
ahamoはドコモのサブブランドとして位置づけられていますが、dアカウントやdポイントの連携という点では従来のドコモユーザーと同様のメリットを享受できます。
- ahamoでもdポイントが貯まる・使える
- dカードと連携することで、ボーナスパケットがもらえる
ただし、ドコモ光とのセット割引である「ドコモ光セット割」はahamoでは適用されないなど、一部のドコモ独自サービスとの連携においては制限があります。
このように、ahamoとドコモは同じNTTドコモグループのサービスでありながら、コスト、サポート体制、適用可能なキャンペーンなどに大きな違いがあります。
次の章では、両者の料金プランについてより詳しく比較していきます。
2. 料金プランで比較するahamoとドコモの違い
ahamoとドコモを選ぶ際に最も気になるポイントは「料金」ではないでしょうか。
両者のプラン内容は大きく異なり、自分のスマホ利用スタイルに合った選択をすることが重要です。
ここでは料金プラン、データ容量、通話オプション、家族割引などの視点から詳細に比較していきます。
2.1 ahamoの月額料金と容量
ahamoは、シンプルな料金体系が最大の特徴です。複雑な割引やオプションが少なく、わかりやすい定額制を採用しています。
プラン名 | 月額料金 | データ容量 | 国内通話 |
---|---|---|---|
ahamo | 2,970円(税込) | 30GB | 5分以内の国内通話無料 |
ahamo(大盛り) | 4,950円(税込) | 110GB | 5分以内の国内通話無料 |
ahamoの基本プランでは、30GBのデータ容量に加え、5分以内の国内通話が何度でも無料という特徴があります。
データ容量を超過した場合は、最大1Mbpsの速度制限がかかりますが、追加料金は発生しません。
また、2023年より提供が開始された「ahamo大盛り」では、110GBという大容量プランが登場し、データをたくさん使う方にも対応できるようになりました。
※ahamo(30GB)+大盛りオプション(80GB)で合計110GB/月利用可能
通話に関しては、5分を超える通話は30秒あたり22円(税込)の通話料がかかりますが、かけ放題オプション(1,100円/月)に加入することで無制限の通話が可能になります。
2.2 ドコモの各料金プラン
対してドコモは、複数の料金プランを用意しており、ユーザーのニーズに合わせた選択が可能です。2025年3月現在、主なプランは以下の通りです。
プラン名 | 月額料金 | データ容量 | 特徴 |
---|---|---|---|
eximoポイ活 | 10,615円(税込) | データ使い放題 | dポイント還元率が高い |
eximo | 4,565〜7,315円(税込) | データ使い放題 | ギガに応じて料金が変わる |
irumo | 2,167〜3,377円(税込) | 3GB〜9GB | 低容量向け格安プラン |
ドコモの特徴は、スマホ利用頻度や使い方に合わせたプラン選択ができる点です。
データをあまり使わない方向けの「irumo」から、ヘビーユーザー向けの「eximo」「eximoポイ活」まで幅広く用意されています。
ドコモの場合、ほとんどのプランで「かけ放題オプション」への加入が前提となっています。
基本的には「5分間の国内通話無料+5分超過分は30秒22円」となる「5分通話無料オプション」(880円/月)か、国内通話無制限の「かけ放題オプション」(1,980円/月)のいずれかを選ぶ形になります。
2.3 家族割引の有無と適用条件
家族でスマホを契約する場合、家族割引の有無は大きなポイントとなります。
ドコモとahamoではこの点で大きな違いがあります。
2.3.1 ドコモの家族割引
ドコモでは、「みんなドコモ割」という家族割引サービスが提供されています。
家族でドコモを利用する人数が増えるほど、割引額も大きくなる仕組みです。
家族の人数 | 割引額(1回線あたり) |
---|---|
2人 | 550円/月(税込) |
3人以上 | 1,100円/月(税込) |
例えば、4人家族ですべてドコモの対象プランを契約している場合、1人あたり月額1,100円の割引が適用され、家族全体では月に4,400円もの割引を受けることができます。
また、ドコモでは「ドコモ光セット割」も提供されており、ドコモ光とセットで契約すると、スマホの月額料金がさらに1,100円/月(税込)割引されます。
2.3.2 ahamoの家族割引
ahamoでは、家族割引の制度は基本的に存在しません。
すでに低価格で提供されているため、追加の割引サービスは限られています。
以下の点を押さえておきましょう。
- ドコモの「みんなドコモ割」の割引は入らないが家族回線の数にカウントされる
- ドコモ光セット割の対象外
2.3.3 学割サービスの比較
学生ユーザーにとって重要な学割についても、両者で違いがあります。
※以下の表は2025年3月時点での割引内容です
プラン | 学割サービス | 割引内容 |
---|---|---|
ドコモ | ドコモU18割引 | 〜1GB:▲2,178円(税込)/月
1GB〜3GB:▲3,278円(税込)/月 3GB〜:▲550円(税込)/月 ※eximoが対象 |
ahamo | なし | - |
ドコモでは18歳以下のユーザー向けに「ドコモU18割」が提供されていますが、ahamoではこうした年齢に応じた割引サービスはありません。
以上のように、料金プランの観点からみると、ahamoはシンプルで低価格な単身者向けプラン、ドコモは家族割引や多様なプラン選択が可能な家族向けプランという特徴があります。
どちらが自分に合っているかは、データ使用量、通話頻度、家族構成などを総合的に判断する必要があるでしょう。
3. サポート面で大きな違いがあるahamoとドコモ
ahamoとドコモでは提供されるサポートの内容と範囲に大きな違いがあります。
どちらも株式会社NTTドコモが運営するサービスですが、ユーザーへのサポート提供方法が異なります。
ahamoはオンラインに特化した低価格プランとして、サポート面でも従来のドコモとは別の方針を取っています。
3.1 店舗サポートの違い
ahamoとドコモで最も大きく異なるのが、実店舗でのサポート対応です。
サービス | 店舗サポート | 手数料 | 対応可能な内容 |
---|---|---|---|
ahamo | 原則対象外(一部有料で対応可) | 3,300円(税込) | 端末操作説明、各種設定、故障対応など |
ドコモ | 全国のドコモショップで無料対応 | 無料 | 機種変更、契約変更、操作説明、トラブル対応など全般 |
ahamoは基本的に店舗でのサポートを受けられない仕組みとなっています。
これはコスト削減によって月額料金を抑えるビジネスモデルを実現するための施策です。
ただし、完全にサポート対象外というわけではなく、有料(3,300円/回・税込)で店舗サポートを受けることは可能です。
一方、従来のドコモプランを契約しているユーザーは、全国約2,000店舗あるドコモショップで無料の対面サポートを受けることができます。
高齢者や初心者など、スマートフォンの操作に不安がある方には大きなメリットとなるでしょう。
3.1.1 店舗における機種変更の対応
機種変更の際の対応も大きく異なります。
ドコモの従来プランでは、ドコモショップで店員のサポートを受けながらスムーズに機種変更できます。
データ移行やバックアップなどもその場でサポートしてもらえるため、初心者でも安心です。
対してahamoでは、機種変更も基本的にはオンラインでの手続きが前提となっています。
店舗で対応してもらう場合は有料サポート料金が発生します。
ただし、オンラインでの手続きに慣れているユーザーにとっては、店舗に行く必要がない分、時間の節約になるというメリットもあります。
3.2 オンラインサポートの充実度
ahamoとドコモのオンラインサポートを比較してみましょう。
サービス | チャットサポート | 電話サポート |
---|---|---|
ahamo | AIチャットボット:24時間365日対応
専門スタッフによる応対:9:00〜22:00 |
なし |
ドコモ | AIチャットボット:24時間365日対応
専門スタッフによる応対:9:00〜0:00 |
TEL:0120-800-000(ドコモユーザーは「151」)
受付時間:9:00〜20:00 |
ahamoでは、24時間365日対応のチャットサポートが用意されており、基本的な問い合わせから契約内容の変更まで対応可能です。
夜間や休日でもすぐに質問できる点は大きなメリットです。
電話サポートについては、ドコモのみの提供となります。
ahamoでは、ドコモのような契約の確認やプランの変更などの相談はすべてチャットサポートでの対応となるため注意しましょう。
3.2.1 オンラインサポートツールの違い
ahamoでは「ahamo専用アプリ」と「ahamoサイト」を通じて、契約内容の確認や変更、各種設定などを行えます。
とくにチャットボットによる自動応答システムが充実しており、よくある質問には即座に回答が得られる仕組みになっています。
ドコモの場合は「My docomo」アプリでの操作が基本となりますが、多様なサービスを提供している分、スマホからの操作では完結しないこともあるでしょう。
3.2.2 トラブル時のサポート対応の違い
端末の故障や紛失などのトラブル時の対応も異なります。
ドコモでは店舗で即日対応してもらえるケースも多いですが、ahamoではまずオンラインでの問い合わせが必要になります。
とくに紛失・盗難時のSIMカードの再発行手続きなどは、ドコモでは店舗で即日対応可能な場合が多いのに対し、ahamoではオンライン手続き後に郵送で新しいSIMが届くのを待つ必要があります。
緊急を要する場合は、有料の店舗サポートを利用すれば対面での迅速な対応も可能です。
このような違いから、スマートフォンやオンライン手続きに不慣れな方や、トラブル時に直接相談したい方には従来のドコモプランが向いています。
一方、基本的な操作に問題がなくオンラインでの手続きに抵抗がない方であれば、ahamoのサポート体制でも十分と言えるでしょう。
4. 契約手続きの違い
ahamoとドコモでは契約手続きの方法や必要書類に大きな違いがあります。
それぞれの特徴を理解して、自分に合った契約方法を選びましょう。
4.1 申し込み方法の比較
ahamoとドコモの申し込み方法には大きな違いがあります。
ahamoはオンライン専用のプランであるため、基本的にはウェブサイトからの申し込みに限定されています。
一方、ドコモの従来プランは店舗でも申し込みが可能です。
契約方法 | ahamo | ドコモ従来プラン |
---|---|---|
オンライン申し込み | ◯ | ◯ |
店舗での申し込み | △※有料サポート | ◯ |
電話での申し込み | × | ◯ |
ahamoへの申し込みはdアカウントを使用したオンライン手続きか、有料で店頭サポートを受けるのみとなるため、デジタル操作に不安がある方は注意が必要です。
逆に、スマホの操作に詳しい方や、自分のペースで申し込みたい方にはahamoの契約方法が便利といえるでしょう。
5. どんな人にahamoがおすすめか
ahamoはドコモのオンライン特化型プランとして人気を集めていますが、すべての人に適しているわけではありません。
ここでは、とくにahamoが最適な選択となる可能性が高いユーザー層と、その具体的なケースについて詳しく解説します。
5.1 ahamoが向いているユーザーの特徴
ahamoは以下のような特徴を持つユーザーにとくに適しています。
ユーザー特性 | ahamoが適している理由 |
---|---|
データ通信を中心に利用する人 | 月間30GBという大容量データプランが定額で利用可能 |
通信費を抑えたい人 | 月額2,970円(税込)で月間30GBという従来のドコモプランよりも安価な料金設定 |
デジタルリテラシーが高い人 | 契約・各種手続きがオンラインで完結するため、自力で操作できる方が便利に使える |
シンプルな料金体系を望む人 | 複雑なオプションや割引がなく、料金がわかりやすい |
店舗サポートをあまり必要としない人 | 基本的にオンラインサポート中心のため、店舗でのサポートが少なくても困らない方 |
ahamoは特に、スマートフォンの基本操作に慣れていて、複雑な手続きも自分で調べながら行える「デジタルネイティブ」な世代に向いています。
スマホやアプリ、Webサイトの操作に抵抗がなく、QRコード決済やオンラインチャットといったデジタルサービスを日常的に活用している人にとって、ahamoのオンライン完結型のサービス体系は不便を感じることが少ないでしょう。
5.2 ahamoを選ぶべき具体的なケース
以下のような状況にある方は、ahamoへの乗り換えを検討する価値があります。
5.2.1 月のデータ使用量が3GB〜30GBの方
ahamoの30GBというデータ容量は、多くのユーザーにとって十分な量です。動画視聴やSNS、音楽ストリーミングなど、データを比較的多く使うコンテンツを日常的に利用する方にとって、30GBは安心して使える容量と言えます。
例えば、YouTubeを標準画質で1日30分程度視聴し、InstagramやXなどのSNSを頻繁に利用する方でも、月間30GB以内に収まることが多いでしょう。
一方で、4K動画の連続視聴やテザリングを頻繁に行うヘビーユーザーには物足りない可能性があります。
その場合は、ドコモの上位プランを検討する必要があるでしょう。
5.2.2 月々の携帯料金を大幅に削減したい方
従来のドコモプランと比較すると、ahamoは月額料金が大幅に安くなっています。
とくに、これまで7,000円以上の月額料金を支払っていた方にとっては、年間で数万円の節約になる可能性があります。
例えば、ドコモのeximoで月額7,315円(税込)を支払っていた場合、ahamoに切り替えることで月に約4,300円、年間で5万円以上の節約が可能です。
想定されるユーザー | ahamoによる年間節約額(概算) |
---|---|
eximo利用者 | 約52,000円 |
他社大手キャリア利用者 | 約25,000円〜50,000円 |
5.2.3 一人暮らしや家族割引を必要としない方
ahamoは家族割引が適用されないため、一人暮らしの方や、家族がそれぞれ別のキャリアを利用している場合には、家族割引がないデメリットを感じることなくメリットだけを享受できます。
とくに単身者やカップル(同居していない場合)にとっては、家族割引の有無は重要な判断材料にならないため、純粋に料金の安さとサービス内容で選ぶことができます。
5.2.4 国際ローミングを頻繁に利用する方
ahamoの特徴の一つに、海外91の国と地域で追加料金なしでデータ通信が15日間で最大30GBまで利用できる点があります。
海外出張や旅行が多い方にとって、この国際ローミングサービスは非常に魅力的です。
従来のドコモプランでは、海外パケットパックなどのオプションに別途加入する必要がありましたが、ahamoではこれが基本料金に含まれているため、海外渡航の多い方には大きなコスト削減になります。
例えば、アジア圏やアメリカ、ヨーロッパなど主要な渡航先でのデータ通信が無料なので、現地のSIMカードを購入したり、ポケットWiFiをレンタルしたりする手間とコストを省くことができます。
ただし、15日を超える長期滞在の場合や、対象国・地域以外への渡航では追加料金や速度制限などが発生するため注意が必要です。
5.2.5 キャリアメールを使用していない方
ahamoではドコモのキャリアメール(@docomo.ne.jp)が利用できません。
すでにGmailやYahoo!メール、iCloudメールなどのフリーメールサービスをメインで使用している方にとっては、キャリアメールがなくても日常生活に支障はないでしょう。
とくに若年層や、仕事でビジネスメールを使っている方など、キャリアメールへの依存度が低いユーザーにはahamoが適しています。
ただし、各種サービスやネットショッピングの会員登録などでキャリアメールを使用している場合は、事前にメールアドレスの変更手続きや、ドコモメール持ち運び(月額330円(税込)/月)が必要になる点に注意が必要です。
5.2.6 店頭サポートをあまり必要としない方
ahamoは基本的にオンラインでの手続きやサポートを前提としているため、スマートフォンの設定や操作に慣れていて、トラブル時も自分で調べながら解決できる方に向いています。
また、オンラインチャットやAIチャットボットによるサポートも充実しているため、これらのデジタルコミュニケーション手段に抵抗がない方にとっては、わざわざ店舗に行かなくても十分なサポートを受けられます。
なお、どうしても店舗でのサポートが必要な場合は、別途3,300円(税込)の手数料がかかりますが、ドコモショップでの対面サポートも受けることができます。
急を要する場合や複雑なトラブルが発生した場合の安心材料として覚えておくとよいでしょう。
6. どんな人にドコモの従来プランがおすすめか
ahamoという選択肢がある中で、従来のドコモプランを選ぶべきユーザーにはどのような特徴があるのでしょうか。
ここからは、ドコモの従来プランがより適している方の特徴や具体的なケースを詳しく解説します。
6.1 ドコモ従来プランが向いているユーザー
ドコモの従来プランは、以下のようなユーザーにとくに向いています。
- 手厚いサポートを重視する方
- 家族でまとめて契約したい方
- ドコモのサービス・特典をフル活用したい方
- データ容量を大量に使用する方
- 店舗での対面サポートを希望する方
- 端末の定期的な買い替えを考えている方
ドコモの従来プランはahamoと比較して月額料金は高めですが、その分サポート体制や特典が充実しています。
とくに、スマートフォンの操作に不慣れな方や、トラブル時に直接相談したい方にとって大きなメリットとなります。
6.2 ドコモを選ぶべき具体的なケース
6.2.1 ケース1:家族割引を活用したい場合
ドコモの「みんなドコモ割」は、家族間の契約台数が増えるほど割引額が大きくなります。
例えば、家族4人で契約すると1人あたり最大1,100円の割引が適用されます。
この家族割引を活用することで、家族全体の通信費を効率的に抑えることが可能です。
家族の契約台数 | 1回線あたりの割引額 |
---|---|
2台 | 550円/月 |
3台以上 | 1,100円/月 |
ahamoでは家族割引が適用されないため、家族で複数回線契約する場合は従来のドコモプランの方がお得になるケースがあります。
6.2.2 ケース2:ドコモのポイントサービスや特典を活用したい場合
ドコモの従来プランでは、以下のような特典やサービスを利用できます:
- dポイント特典:料金プランに応じて毎月dポイントが貯まる
- ドコモの学割:学生向けの特別割引
- ドコモ光セット割:固定回線とのセット割引
- dカードお支払割:dカード支払いによる割引
とくに「ドコモ光」との組み合わせを検討している方は、セット割により最大1,100円の割引が受けられるため、従来プランの方がメリットが大きくなります。
ahamoではこのセット割が適用されないため、光回線とのセット利用を考えている方は従来プランを選ぶべきでしょう。
6.2.3 ケース3:大容量データプランが必要な場合
ドコモの「eximo」では、月間データ容量が無制限で利用できます。
動画視聴やオンラインゲームなど、大量のデータ通信を行うユーザーにとって、この無制限プランは非常に魅力的です。
とくに、Wi-Fi環境のない場所で4K動画や映画鑑賞、スマホゲームのオンライン対戦などを楽しみたい場合はahamoでは足りない可能性があります。
ahamoは30GBまでの定額プランのため、より大容量のデータ通信が必要なユーザーには従来のドコモプランが適しています。
6.2.4 ケース4:店舗サポートを重視する場合
全国約2,000店舗あるドコモショップでは、以下のようなサポートを受けることができます:
- 機種変更の相談・手続き
- 操作方法の説明
- 故障・トラブル対応
- 料金プランの見直し相談
- データ移行のサポート
とくにスマートフォンの操作に不慣れな方やシニア層の方々にとって、この対面サポートは大きな安心材料となります。
ahamoではオンラインサポートが中心となり、店舗でのサポートは有料(3,300円(税込)/回)となるため、頻繁にサポートを必要とする方は従来プランの方が経済的です。
7. ahamoとドコモの違いを理解して最適なプランを選ぼう
本記事ではahamoとドコモの違いについて詳しく解説してきました。
ahamoはドコモが運営するオンライン特化型の格安プランで、月額2,970円で30GBという魅力的な料金設定が特徴です。
一方、ドコモの従来プランは店舗サポートが充実し、家族割引が適用できるメリットがあります。データ通信量が少なく、自分で手続きを完結できる方、コストを抑えたい方はahamoが最適です。
反対に、店舗でのサポートを重視する方、家族でドコモを利用している方、eximoなどの大容量プランが必要な方は従来のドコモプランがおすすめです。
両者の違いを理解し、自分のライフスタイルや利用状況に合わせて選ぶことで、無駄なコストを削減しながら満足度の高い通信サービスを利用できるでしょう。
ドコモショップでの相談も可能ですので、迷った場合は一度相談してみることをおすすめします。