「クレジットカードやキャッシュカードがいっぱいで困っている」
「カード枚数を減らしたい」
「三井住友のOliveが気になるけどよくわからない」
上記のような悩みを抱えた方はいませんか?
三井住友のOliveは、2023年2月3日に三井住友銀行と三井住友カードが共同で発表、リリースされた新サービスです。
Oliveを使いこなすことで、クレジットカードやキャッシュカードの枚数を減らせるでしょう。
本記事では、クレジットカードを20枚以上発行して利用したことのあるクレジットカード好きの筆者が、Oliveの魅力について徹底解説します。
記事をお読みいただければ、Oliveの基礎知識やメリット・デメリットがすべてわかります。
ぜひ最後までお読みください。
三井住友 Olive とは?
Olive(オリーブ)は、三井住友銀行と三井住友カードが共同で提供する新しい金融サービスです。
Oliveの特徴は以下のとおりです。
- キャッシュカード、クレジットカード、デビットカード、ポイント払いの4つの機能を1枚のカードに集約
- 利用金額に応じてポイントが貯まる
- ポイントは様々な商品やサービスに交換可能
- アプリで利用明細や残高を確認できる
- 資産運用(SBI証券口座)も専用アプリで管理できる
- 不正利用を防ぐためのセキュリティ機能が充実
Oliveを利用することで、クレジットカードとキャッシュカードをまとめられるので、カード枚数を減らせます。
Oliveで支払った金額は最大15%の還元率で、貯まったポイントはギフトやAmazonギフト券などと交換できます。
利用明細や口座の残高は一つのアプリで一元管理されており、複数のアプリを起動する必要がありません。
SBI証券で資産運用している方も、Oliveの専用アプリで管理可能です。
今までは複数のアプリで管理する必要があったので、一つのアプリに集約できるのはとても便利です。
さらに、カード利用時に登録しているメールアドレス宛に利用明細が届くので、不正利用があった際にすぐわかるのも安心できます。
三井住友Olive のメリット
Oliveにはさまざまなメリットが存在します。
ここでは、その中でも特におすすめのメリットを3つご紹介します。
- 便利な4つの機能を1つのカードに集約
- 利用金額に応じてポイントが貯まる
- アプリで利用明細や残高を確認できる
それぞれのメリットについて詳しく解説します。
便利な4つの機能を1つのカードに集約
Oliveの最大のメリットは、キャッシュカード、クレジットカード、デビットカード、ポイント払いの4つの機能を1枚のカードに集約していることです。
これにより、さまざまな場面においてカード1枚で対応可能です。
例えば、コンビニやネットショッピングではクレジットカード、公共料金はデビットカード、ある程度ポイントが貯まっている場合はポイント払いなど、アプリを操作して簡単に切り替えできます。
これにより、財布の中のカードを減らし、持ち歩きを楽にできます。
利用金額に応じてポイントが貯まる
Oliveでは、利用金額に応じてポイントが貯まります。
ポイントの還元率は、利用先や支払い方法によって異なりますが、最大で15%のポイントが貯まります。
貯まったポイントは、様々な商品やサービスに交換可能です。
例えば、AmazonギフトやANAマイレージなどに交換できます。
アプリで利用明細や残高を確認できる
Oliveには、利用明細や残高を確認できるアプリが用意されています。
アプリでは、利用履歴や残高、ポイントの残高を確認可能です。
また、利用限度額の変更や利用停止などの設定もアプリで行えます。
アプリは使いやすくデザインもシンプルなので、使いやすいのが魅力です。
三井住友Oliveのデメリット
Oliveは活用すればとても便利なサービスですが、いくつかデメリットが存在します。
ここでは、把握しておくべきデメリットを2つご紹介します。
- ID決済が強制的にデビットモードになる
- あとからクレジットモードの申し込みができない
それぞれのデメリットについて詳しく解説します。
ID決済が強制的にデビットモードになる
OliveでApple Payを利用したいという方もいるのではないでしょうか?
結論、OliveでApple Payを利用すること自体は可能です。
しかし、OliveでApple Payを設定した場合、ID決済利用時に強制的にデビットモードになってしまいます。
2023年5月現在、こちらの仕様については変わっていません。
筆者は元々、三井住友ゴールドカード(NL)を発行しており、Oliveのクレジットモードはプラチナプリファードを申し込んでいます。
筆者はID決済を多用するので、普段のクレジット決済はOliveで行い、ID決済に関しては三井住友ゴールド(NL)をApple Payに登録して対応しています。
デビットモードになっていることに気づかないまま使用して、いつの間にか残高がなくなっているということにならないように注意しましょう。
あとからクレジットモードの申し込みができない
Oliveを申し込んだ際に、クレジットモードを利用することを検討する場合は最初に申し込む必要があります。
2023年5月時点では、あとからクレジットモードを申し込むことはできません。
もし、あとからクレジットモードを申し込みたい場合は、一度Oliveを解約してから再度申し込みし直す必要があるので注意しましょう。
三井住友Olive の申し込み方法
Oliveの申し込みは、Webサイトからできます。
Webサイトから必要事項を入力し、申し込みを完了します。
申し込みは、インターネットに接続できる環境があれば、24時間いつでも行えます。
Oliveの申し込み資格は以下のとおりです。
- デビットモード・ポイント払い:制限なし
- クレジットモード:満18歳以上(高校生を除く)※一部クレジットモードは除く
クレジットモードの申し込みには審査があるので注意しましょう。
三井住友Olive の注意点
Oliveの利用には、いくつか注意点があります。
ここでは、その中でも特に注意すべき2つの注意点を確認しておきましょう。
- クレジットモードのランクによって年会費がかかる
- カード紛失のリスクが大きい
それぞれの注意点について詳しく解説します。
クレジットモードのランクによって年会費がかかる
Oliveの年会費はクレジットモードのランクによって決まります。
- ゴールド:5,500円(税込)
- プラチナプリファード:33,000円(税込)
ゴールドに関しては、年間100万円以上の利用で年会費が永年無料になる特典があります。
また、すでに年会費が無料になっている三井住友カードゴールド(NL)をお持ちの方が、キャンペーン期間中にOliveのゴールドに申し込みした場合、年会費が無料になります。
キャンペーン期間:2023年3月1日〜2024年2月29日
現在はキャンペーン終了しています
カード紛失のリスクが大きい
Oliveはクレジット機能やキャッシュカード機能など、1枚のカードで複数の機能が使えます。
その分、カード紛失のリスクが大きいのでなくさないように注意しましょう。
三井住友Oliveを使った感想
筆者がOliveを使って1ヶ月ほど使った感想を共有します。
結論、ID決済を使わない方であればとてもおすすめできるサービスです。
ポイント還元率は、指定の店舗であれば最大15%と高還元で積極的にポイント交換やポイント払い可能です。
しかし、OliveでApple Payなどを使ってID決済をする際には、強制的にデビットモードでの決済になってしまいます。
筆者の場合は、申し込んだ後からID決済が強制的にデビットモードになることを知りました。
私は数年前から三井住友プライムゴールド、三井住友プラチナプリファード、三井住友ゴールド(NL)など複数のカードを利用していたので以下の利用方法で運用しています。
- メインのカード決済はOlive
- ID決済をする場合は三井住友ゴールド(NL)をApple Pay登録して利用
ID決済はとても便利ですが、OliveでID決済する場合は使いすぎて残高不足になる可能性があるので注意しましょう。
別のクレジットカードを使ってID決済やQUICPayなど他の決済方法を使うのがおすすめです。
まとめ
本記事では三井住友の新サービス【Olive】について徹底解説しました。
Oliveは、クレジットモード、デビットモード、キャッシュカード、ポイント払いの4つが搭載されており、カード枚数を減らしたり、管理するアプリを一元化できるなどメリットが多いです。
Oliveで貯まったポイントは、さまざまな商品やギフトカードと交換できます。
Oliveの利用明細はアプリで確認できるほか、使用するたびにメールで通知がくるので不正利用にも強いです。
これから、キャッシュレス決済を始めたい、便利なカードを持ちたい方はぜひ三井住友のOliveを検討してみてください。